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八日目の蝉 [本]

涼しくなると、いろんなやりたい気持ちがむくむくと大きくなってくるのは
秋生まれだから?
涼やかな空気の中で何かを作ったり読んだり。
穏やかな気持ちになりますね。


読書の秋な気分になり、ここの所、時々時間を見て読書しています。
息子が寝た後にひっそりと、とか、
ホットケーキ焼きながらこっそりと、とか。


八日目の蝉 (中公文庫)









先日没頭したのは「八日目の蝉」。
友達から「告白」とあわせてすすめられ、どちらも読んでみました。
小説を読むのは久しぶりだったけど、やっぱり好きです、読書。

「八日目の蝉」は、不倫相手の子供を衝動的に誘拐して、逃亡する話。
後半は、誘拐された娘の、誘拐後大人になってからの話。

犯人として追われ、
「今日でこの子との親子関係が終わってしまうかもしれない」という状況の中で
本当の自分の子供ではない娘に対して、
本当の母親以上に母親らしい愛情をかけて娘を育てる主人公。
追い込まれ、限られた時間だからこそより強く感じる愛情。

母性というもの。
母と子というもの。

私は毎日の生活の中で、子供との今という時間のありがたさを、
この主人公程に感じられているんだろうか?

家族や子供との時間をもっと大切にしたいと、
そのありがたみを感じるきっかけになりました。
おすすめです。


秋の夜長、次に読むのはどんな本にしよう?

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