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【 梅仕事2014/①梅シロップ のその後 】 [保存食]

先日書いていた梅シロップのその後。

梅シロップを仕込んだのは6月7日。
その後6月20日過ぎ頃から醗酵してきてしまいました。

ただ、匂いを嗅ぐとよい香り。
数日間は、蓋をしたまま瓶を揺らしてみていました。

5日くらい経った頃、底にたまっていたグラニュー糖を消毒したお玉で
かき混ぜてみた所、ぶくぶくと激しく発泡。
特に小梅の方が。

醗酵具合が自家製酵母を起こすときの感じととてもよく似ていて、
これはこのままパン作りに生かせるのでは?
と思いあれこれ調べたりしていたのですが。

その週末、体調を壊してダウン。
寝込んでしまいました。

そうこうしている間、梅のことをすっかり忘れていて、
体調が良くなってきていた6月29日夜。
ハッと思い出し梅シロップを見てみたら。

南高梅のLサイズの方は醗酵は落ち着いたよう。

一方小梅の方は。。。
もう写真に撮ることを忘れるほどの醗酵ぶり。
表面には白いものが浮いていて、開けるとアルコールの様な匂い。

あぁ、もうこれはさよならなのか、
それともこのままお酒になるのを待つべきなのかと考えながらも
さらによくよく観察。
アルコール臭はするものの、腐敗臭ではない。
梅の表面の白い物も、カビではない様子。

ザルを使ってシロップを鍋に移し入れ、火にかけ沸騰したら弱火。
灰汁と白いものの破片を、あく取りですくいとりました。

沸騰してから5分ほど弱火でたいてから味見。
普段の梅シロップとは味わいが違うけど、深みが増してこれはこれでおいしい。

ということで、瓶に移し替えて冷蔵庫で保存することに。

丁度米酢を使い切ったばかりだったので、
米酢の瓶に漏斗を使って移しかえることに。
米酢なら多少味が残っていても問題ないなと、
あえてそのまま洗わずにいれました。(根が雑(笑))


と言うことで、現在の状況がこちら。

IMG_1799.jpg

お酢の瓶に移した方は冷蔵庫の野菜室にぴったりおさまったので、そちらに保管。
もう1つの方はそのまま常温に置いています。

今日はかき氷にかけて。
先日は小梅の方のシロップを使って梅ゼリーを。
子どもにも大人にも人気高し。
息子も大好き。
この夏の暑さを、梅の爽やかさで乗り切れればと思っています。




今回感じたことは、「梅シロップの醗酵=失敗」とこれまで思い込んでいたけれど、
うまいことやれば、逆に味わいのあるシロップが完成するのでは?
ということ。
観察って大事、ってこと。
失敗が失敗とは限らない、ということ。

何が正解か間違いかは結局自分が決める、ってこと。

感じました。



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